ペダステが12年の歴史に幕、最終公演に向け西田シャトナーら思い語る

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「舞台『弱虫ペダル』」(以下ペダステ)シリーズ新作公演の正式タイトルや公演日程・会場が決定。「舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears」のタイトルで、8月31日から9月8日まで東京・シアターHで上演される。

「舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears」ロゴ

「舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears」ロゴ

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2012年にスタートしたペダステは、渡辺航のマンガ「弱虫ペダル」(秋田書店)を原作とした舞台シリーズ。このたび、今作「舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears」がペダステシリーズの最終公演となることが明らかになった。

西田シャトナー

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本作の脚本・レース演出メソッド創作・監修を手がける西田シャトナーは「自転車という乗り物の不思議さを、いつも思いながら舞台『弱虫ペダル』を作ってきました。自転車は、ただ2つの車輪で自立し、人間を獣より速く走らせる。それを見たことのない人には信じられない、思い込みをくつがえす、魔法のような乗り物です。こんな不思議の実在が世界の真実なら、どんな不可能そうなことも、私達は必ずやれる。そのことが、原作『弱虫ペダル』にもずっと描かれています。この夏私達が皆さんにお見せするのは、この物語の中でもとびきりの奇跡を主人公たちと観客たちが成し遂げる、最高のレースです。ご期待ください!」とコメント。

鯨井康介

鯨井康介[拡大]

演出の鯨井康介は「手嶋純太として走った時代。そして演出家として仲間の走りを見つめる今。思えばどちらも先輩の背中を追いかけながら、自分の出来る事は何かと問いかけてきた日々だったように思います。舞台『弱虫ペダル』は、私にたくさんのチャンスと夢をくれました。それを掴み取ろうと、頭と脚を回して回して。また回して。そうやってもがき続けた日々が、遂に一つのゴールを迎えようとしています。これまでペダステを愛し、時には沿道の花々として共に作品を彩ってくれた皆様に心からの感謝を申し上げます。ペダステって、本当にファンタスティックですね。遂に今作最終章。涙と汗の向こうに、何が待っているのか。頼もしい仲間と、皆様と共に探しにいきたいと思います」と作品にかける思いを語る。

manzo

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音楽を担当するmanzoは「舞台音楽制作の経験が全くない私に、舞台『弱虫ペダル』の音楽制作のご依頼が来たのは2011年の事でした。以来、13年にわたって今回の最終公演まで音楽に携わらせていただきました。稽古場でキャスト・スタッフさんが懸命にペダルを回す中、私は仕事場で全力で音楽制作というペダルを回し続け、いかに音楽家として健やかに育ててもらったかと思うと感謝してもしきれません。キャスト・スタッフさんが懸命にゴールを目指すのと同じく、今回も今まで通り私は全力でペダルを回します。皆さま、その熱を、是非劇場で体感してください!」とペダステシリーズの思い出を振り返った。

出演者やチケット販売情報については続報を待とう。

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舞台「弱虫ペダル」Over the sweat and tears

2024年8月31日(土)~2024年9月8日(日)
東京都 シアターH

スタッフ

原作:渡辺航「弱虫ペダル」(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
脚本・レース演出メソッド創作・監修:西田シャトナー
演出:鯨井康介
音楽:manzo

※初出時より本文を変更しました。

全文を表示
(c)渡辺航(秋田書店)2008/ 舞台『弱虫ペダル』製作委員会

読者の反応

西田シャトナー伯【ジャイ!マヒシュマティ!】 @Nshatner

是非およみください。
私は思い出というよりうっかり今作への意気込みを語ってしまっていますが、ご容赦ください!

ペダステが12年の歴史に幕、最終公演に向け西田シャトナーら思い語る(コメントあり) https://t.co/Yzy7fbteHM

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