藤山扇治郎らがエネルギッシュにお届け、松竹新喜劇の「新春お年玉公演」スタート

「初笑い！松竹新喜劇 新春お年玉公演」が昨日1月2日に京都・南座で開幕した。

本公演は松竹新喜劇の劇団員が出演し、ゲストとして久本雅美が参加する「新春お年玉公演」。Aプロ「小判掘出し譚」、Bプロ「蕾（つぼみ）」が回替わりで上演される。また、2・3日の開場前には「しころ太鼓」が披露された。

茂林寺文福、舘直志が劇作し、村角太洋が脚色・演出する「小判掘出し譚」は、働いていたフラワーショップを追い出されながらも幸運が舞い込んでくる大西を巡る物語。また、わかぎゑふが作・演出を手がける「蕾（つぼみ）」では大阪船場の老舗料亭前田の離れ“蕾の間”でのお見合いの様子から、心温まる人情話が描かれる。各回終演後には「新春ご挨拶」が行われ、初回公演終了後の「新春ご挨拶」では、藤山扇治郎、渋谷天笑、曽我廼家一蝶、曽我廼家いろは、曽我廼家桃太郎、久本が登場し、挨拶と撒き手ぬぐいを実施した。扇治郎は「こうして公演ができますのは、ひとえにお客様のお陰です。若手が中心のプログラムで、エネルギッシュにお届けしておりますので、ご声援のほど、よろしくお願いいたします」、久本は「南座には8回目の出演となり、大変光栄に感じております。松竹新喜劇の若手に負けないように精進してまいりますので、今年もよろちくびー！」と述べた。

公演は1月8日まで。