熊川哲也が熊川財団を設立、2024年奨学生の奨学生募集をスタート

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株式会社K-BALLET代表取締役・K-BALLET TOKYO芸術監督を務める熊川哲也が、一般財団法人 熊川財団を設立。そのメイン事業である奨学金事業の第1期生の募集をスタートした。

熊川哲也(c)Takashi Okamoto

熊川哲也(c)Takashi Okamoto

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2024年奨学生の対象となるのは、13歳以上19歳以下のクラシック・バレエ学習者(年齢は奨学金給付決定した年の1月1日現在)、国籍は不問、他の奨学金の給付を受けているものも応募可、国内外の教育機関での履修、留学、コンクール参加、バレエ団入団など、明確な学習目標を持っている人。応募は財団公式サイトにて1月7日23:59まで受け付けられる。詳細は公式サイトで確認を。

同財団の代表理事を務める熊川は「バレエ芸術は無形文化と有形文化の両方の視点での継承が重要です。無形である人間の『わざ』の継承、そして有形である振付作品の正しい保持と継承、その両輪を持って、次の未来にこの美しい芸術を繋ぎ、芸術とともにある豊かな人間形成に貢献したいと思います」とコメントしている。

熊川哲也コメント

若い頃より、目標という目標を持たずに、ただ自らの感性の赴くままに決断し、駆け抜けてきて築いたキャリアでした。結果的に登ってきた山を振り返ると想像を超える高さですが、その全貌を知らなかったからこそ、怯まず足元だけをみて進んでこられたのだと思います。

もちろん自らの実力で登った自負はありますが、その道中には、チャンスをくれた方々、惜しみないサポートをくれた方々がいることもまた間違いありません。バレエ芸術の道はときに過酷です。情熱や思いだけではカバーしきれない身体的条件などが必要とされ、技術だけでない人間的な魅力も問われます。特に経済的に問題を抱えている子供たちや、知見が十分でない海外の国々でのバレエ教育にはより適切なサポートが必要とされるでしょう。

バレエ芸術は無形文化と有形文化の両方の視点での継承が重要です。無形である人間の「わざ」の継承、そして有形である振付作品の正しい保持と継承、その両輪を持って、次の未来にこの美しい芸術を繋ぎ、芸術とともにある豊かな人間形成に貢献したいと思います。

※初出時、見出しと本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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読者の反応

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ベルの家族 @velpoincare

バレエ団を創設し、今年財団を設立。今月から奨学生募集。すごい(^^)
熊川さんのコメントがよい(^^)
#熊川哲也 #バレエ
圧巻のドン・キホーテ(゚Д゚)
https://t.co/4ssBCjzeVf

熊川哲也率いるK-BALLETが熊川財団を設立、2024年奨学生の奨学生募集をスタート(コメントあり) https://t.co/J59w1U4O0H

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