芸劇danceワークショップ、講師の中村蓉が参加者と共に立ち上げる「√オーランドー」

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芸劇danceワークショップ2023 発表公演「√オーランドー」が、12月22日から24日まで東京・東京芸術劇場シアターイーストで上演される。

芸劇danceワークショップ2023 発表公演「√オーランドー」チラシ表

芸劇danceワークショップ2023 発表公演「√オーランドー」チラシ表

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芸劇danceワークショップは、東京芸術劇場が2019年から継続的に行っている一般参加型のダンスワークショップ企画。2023年は中村蓉が講師を務め、ワークショップ参加者と共に、ヴァージニア・ウルフの小説「オーランドー」を題材にした作品制作に挑む。上演に向け、中村は「余白はどんどん埋まっていくものの、なかなか読み進められない『オーランドー』の面白さをそのまま舞台化しようと思います。こうしてワンシーンごとに取り上げて遊んでいたら、物語の最後に辿り着くには何百年もかかりそう!」とコメントした。

チケットの一般販売は本日11月18日10:00にスタート。

中村蓉コメント

中村蓉(撮影:前澤秀登)

中村蓉(撮影:前澤秀登)[拡大]

〈愛とは何か〉を考えていたはずがいつの間にか〈友情〉〈文学〉に思考は移り変わり、はたまた〈愛〉に戻ってきたら、さっきまで考えていた〈書物〉〈比喩〉〈人はなんのために生きるのか〉が外(margin)に追いやられてしまう……という一節が「オーランドー」に在ります。男に生まれ突然女になり、しかも300年以上生きる主人公の破天荒な物語。この小説を読むと、まさに、誘い出されるように次々と「私の考え」が湧いてきます。「オーランドー」という根から吸い出される思考を逃さぬよう、本のページの余白(margin)は書き留めたメモと付箋で溢れています。「私」について考えると「あなたはどう?」って聞きたくなるのが人間のサガで、それが私にとってのコンテンポラリーダンス。今回は様々なバックグラウンドを持つ参加者の皆さんと多分野にわたるスペシャリストの方々に「どう?」と、身体と言葉で聞きながら創作していきます。余白はどんどん埋まっていくものの、なかなか読み進められない「オーランドー」の面白さをそのまま舞台化しようと思います。こうしてワンシーンごとに取り上げて遊んでいたら、物語の最後に辿り着くには何百年もかかりそう!

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芸劇danceワークショップ2023 発表公演「√オーランドー」

2023年12月22日(金)~24日(日)
東京都 東京芸術劇場シアターイースト

原案:ヴァージニア・ウルフ「オーランドー」
講師・構成・振付・出演:中村蓉
出演:芸劇danceワークショップ2023「√オーランドー」参加者(秋山舜稀、内田颯太、川島信義、佐藤正宗、中野亜美、中野利香、中森千賀、幡野智子、廣庭賢里、巻島みのり、森口ありあ、大和奈月、山本結、吉村元希、律子)
スペシャリスト:浅野ひかり、三村一貴 ほか

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東京芸術劇場 @geigeki_info

11月18日(土)10:00~ チケット発売開始!

12月22日 (金) ~12月24日 (日)
東京芸術劇場シアターイースト

原案:ヴァージニア・ウルフ『オーランドー』

芸劇danceワークショップ、講師の中村蓉が参加者と共に立ち上げる「√オーランドー」@YoNakamura0621
https://t.co/JFtU5nnqgl

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