若者たちの前に“仙人”が現れて…サッポロどんど横丁の第1回公演「バケツをひっくり返したら」

サッポロどんど横丁の第1回公演「バケツをひっくり返したら」が、10月21・22日に北海道・シアターZOOで上演される。

サッポロどんど横丁は鈴木あさひが立ち上げたユニット。第1回公演となる今回は、脚本を春巻丸掃、演出を鈴木が手がける「バケツをひっくり返したら」を上演する。出演者にはアズマ、池田僚、菊地健汰、白川秀明、平井瞭が名を連ねた。

大学の卒業旅行に来た元気、春介、智景の3人は、残り少ない自由を前に、死ぬまでにやりたいことをまとめた“バケツリスト”を書き上げた。旅行を終えた3人が目覚めると、そこはゴミだらけの汚部屋で、目の前には仙人と名乗る男がいた。“仙人”はバケツリストを指し「そのリストに書かれた内容を今すぐ、ここでやれ」と言うが……。

鈴木は劇場の公式サイトで「大人になったらやりたいことがあったとしても、無意識のうちにやらない理由を探してしまいます。時間がないから、お金がないから、家族のこと、仕事のこと、やらない理由を見つけるのは簡単ですが、もし行動に移した時、失敗はしても後悔は1つ減るかもしれません。この舞台はそんな、やりたいこと、なすべきこと、なさねばならぬことに一生懸命ぶつかっていく若者のお話です。様々な世代の方に楽しんでいただける内容になっておりますので、ぜひ劇場に足をお運びください」と本作を語っている。

上演時間は約1時間40分。