“休暇三部作”第3弾は秋の冒険譚、努力クラブ「ゲームコーナー」開幕

努力クラブの新作公演「ゲームコーナー」が、本日9月15日に大阪・in→dependent theatre 1stで開幕した。

合田団地が作・演出を手がける本作は、「レジャーパーク」「リゾート（なかった青春の末路としての）」に続く“休暇三部作”の第3弾。車でしか行けない田舎のゲームセンターを舞台に、とある女性に起きた出来事が描かれる。出演者には、劇団なべあらしの岩越信之介、佐々木峻一、乱痴パックが名を連ねた。

合田は「そんなつもりはなかったのに、できあがったら冒険譚になっていた。それも、夏の冒険ではなくて、秋の冒険。旅に出て、元の場所に帰ってくることなんてちっとも考えていない、帰ってこられるなんて一つも信じていない冒険。待っていてくれる人なんて誰もいない冒険。居場所を求めて、見つけて、やっと安心するような話を作っているつもりだったのに、そうはならなくて、居場所を求めて、見つけて、その居場所も捨て去って、求め続けるような、そんな話になりました」と作品について説明している。

上演時間は約1時間45分。公演は9月17日まで行われる。