京極夏彦のミステリー「死ねばいいのに」舞台化、新木宏典が渡来健也役に

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舞台「死ねばいいのに」が来年1月20日から28日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される。

左からシライケイタ、新木宏典、京極夏彦。

左からシライケイタ、新木宏典、京極夏彦。

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本公演は、京極夏彦の文壇デビュー30周年記念の一環として行われるもので、京極のミステリー「死ねばいいのに」(講談社文庫)をシライケイタによる上演台本・演出で舞台化する。

3カ月前、鹿島亜佐美が自宅マンションで何者かに命を奪われた。すると彼女と関係があった6人の前に、無礼な男・渡来健也が現れる。6人は「彼女のことを教えてくれ」と言う健也と、“交わらない会話”を繰り広げ……。

主人公・渡来健也を演じるのは新木宏典。新木は出演に際し、「この度、京極夏彦先生の『死ねばいいのに』の舞台化にあたり、出演させて頂く事になりました。現実と虚構の境目がなくなってしまいそうになるこの世界感に恐怖を感じながら、魅了されたこの感覚を、板の上でも丁寧に表現出来るよう、精一杯努めて参ります」とコメント。そのほか、津村知与支宮崎香蓮伊藤公一阿岐之将一魏涼子福本伸一が出演者に名を連ねる。

シライは「誰もが本心を隠しながら生きていける時代に、これほど正直な人間を描いた物語は珍しく、原作を読んで驚きました。言葉と俳優の存在だけで真っすぐ、愚直に作ろうと思います。『死ねばいいのに』という言葉が反転して客席に深く突き刺さる。そんな芝居を作るつもりです」と意気込みを語った。チケットの販売情報は後日発表される。

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舞台「死ねばいいのに」

2024年1月20日(土)~28日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

原作:京極夏彦「死ねばいいのに」(講談社文庫)
上演台本・演出:シライケイタ
出演:新木宏典 / 津村知与支宮崎香蓮伊藤公一阿岐之将一魏涼子福本伸一

※宮崎香蓮の「崎」は立つ崎が正式表記。

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読者の反応

河北壮平@編集者 @so__hei

17年ぶりのシリーズ最新作『#鵼の碑』の発売が話題の京極夏彦さんですが、僕にとって思い出の一作はやはりこの本『#死ねばいいのに』。今思い出してもひど……すごいタイトルだなぁ。究極のミステリであり、日本初のipad版で読める電子書籍でもありました。
そして京極さんが役者にしか見えない。 https://t.co/3vp1GIXHNp

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