京極は「『「死ねばいいのに』。ひどい言葉です。このひどい言葉をきっかけに、モブだった視点人物が被害者=加害者として人生の当事者、つまり主役になる──このひどいタイトルの小説はそういう仕組になっています。小説はワンシチュエーション、二名の会話劇が反復される単純な構成です。ただ、小説では視点人物の内面描写が可能ですが、舞台においてその技法は封じられてしまいます。すべては俳優のみなさんの身体で表現していただくよりありません。『死ねばいいのに』──このひどい言葉が、どんな形で観るものに届くのか、楽しみにしております」と期待を語った。
併せて、一部公演のアフタートークに京極が出演することも明らかになった。詳細は公演の公式サイトで確認しよう。
舞台「死ねばいいのに」は、京極の文壇デビュー30周年記念の一環として行われるもの。
舞台「死ねばいいのに」
2024年1月20日(土)~28日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
原作:
上演台本・演出:
出演:
※宮崎香蓮の「崎」は立つ崎が正式表記。
関連記事
形而上ライン @setsuna__n
https://t.co/Oe9ySR7eXX
舞台化まじか