声優の
メアリー・チェイス作による「ハーヴェイ」は、1944年にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイで初演されたコメディ作品。1945年にピュリツァー賞を受賞し、1950年に映画化された。劇中では、他の人には見えない巨大な白ウサギのハーヴェイが見える“変わり者”の紳士エルウッドと、彼を取り巻く騒動が描かれる。
ハーヴェイを親友と紹介しながら、連れ歩くエルウッド。彼の姉ヴェイタは、この振る舞いのせいで娘マートルの婚期が遅れることを懸念し、彼を精神病院に入院させようとするが……。
今回の上演版では、
細谷は「高校時代に初めて舞台演劇に触れ、のめり込んだ結果、僕は声優になることができました。台本を手に持ってアフレコをする分には、粗を目立せずに、人並みにやれるようになりました。しかし舞台は、ど素人です! だからこそ、嬉しく、幸せです。41歳で、新人舞台俳優になることが出来ます。緊張します。凄くワクワクしています。自分史上、最大の挑戦だと思っています。一所懸命がんばります!!」と意気込みを語った。
前売券の販売は10月14日にスタート。細谷、一路、永井のコメント全文は以下の通り。
細谷佳正コメント
今回、本当に有難いことに素晴らしい俳優の皆さんと一緒に舞台に立たせて頂ける機会に恵まれ、とても幸せな気持ちでおります。
高校時代に初めて舞台演劇に触れ、のめり込んだ結果、僕は声優になることができました。
台本を手に持ってアフレコをする分には、粗を目立せずに、人並みにやれるようになりました。
しかし舞台は、ど素人です!
だからこそ、嬉しく、幸せです。
41歳で、新人舞台俳優になることが出来ます。
緊張します。凄くワクワクしています。
自分史上、最大の挑戦だと思っています。
一所懸命がんばります!!
一路真輝コメント
私は霊感体質ではないので「巨大な白ウサギ」は見えません……。でも今回の役、ヴェイタは「たまに見える」ひと、おかげでひどい目に合います! これって、ハーヴェイがヴェイタをからかってのことなの? ハーヴェイっていったい何者なんでしょう?
初めての演出家と初共演の方々(もちろんハーヴェイとも)、そしてお客様と近い小劇場の空間。期待でちょっとわくわくしています。兎年のクリスマスシーズンを飾る「ハーヴェイ」、ちょっとクラシックで素敵なコメディです。どうぞお楽しみに!
永井誠コメント
みんなが見えていないものを見えている人、みんなが分かるものを分からない人、みんなが正しいと思っているものを正しいと思わない人、すべて「変な人」という括りにされます。そして、大学生の頃、演劇を進路に選択した私も「変な人」と呼ばれていました。
「ハーヴェイ」を読んだ時、素直に、エルッドがとても普通の素晴らしい人に思えました。初演から70年過ぎて、誰しもが自分の思いを意思表示出来る今だからこそ、変な人を中心に巻き起こるコメディーではなく、変な人と決めつける周りの人間の面白さを切り取ってみたいと思い上演を決めました。どうぞ、お楽しみに!
あ、これは関係ないかもしれませんが、この作品を上演しようと決めてから、よくペンがなくなります……あと、帰宅して鍵を閉めた記憶はないのに閉まってたり、家を出た後に火を消したか不安になって戻ってもちゃんと火は消えてたりしますす……あれ、今、隣の部屋で、何か物音が……うわっ!
舞台「ハーヴェイ」
2023年12月21日(木)~24日(日)
東京都 シアター・アルファ東京
作:メアリー・チェイス
企画・翻訳・演出:
出演:
みま@mima🍊 @mimari_mg
細谷佳正が舞台初主演「ハーヴェイ」で謎のウサギが見える紳士に、共演に一路真輝ら(コメントあり) https://t.co/i85H9cZsxF
#細谷佳正 #ハーヴェイ #ステージナタリー