iakuの2年ぶり新作「モモンバのくくり罠」“モモンバ”と呼ばれた親とその娘を描く

iakuの新作「モモンバのくくり罠」が、11月24日から12月3日まで東京・シアタートラム、8日から10日まで大阪・ABCホールで上演される。

これは、約2年ぶりとなるiakuの新作公演。横山拓也が作・演出を手がける本作では、親が形成した“家族価値”と、それに縛られた子の生き方を描く。

山中に住居を構えたある夫婦は、くくり罠で鹿や猪を捕獲したり、小さな畑で野菜を作ったりと、できる限りの自給自足生活を目指した。彼らの娘は、幼い頃から当然のように山で暮らしてきたが、徐々にこの生活に違和感を持つ。また、周囲から“モモンバ”と呼ばれる母のことが嫌で、ついには山を降りて1人で生きていくことを選ぶ。

出演者には枝元萌、祷キララ、緒方晋、橋爪未萠里、八頭司悠友、永滝元太郎が名を連ねた。チケットは9月下旬に発売。