あやめ十八番「六英花 朽葉」は活動弁士がテーマ、大正ロマンと昭和モダンの2組で上演

あやめ十八番「六英花 朽葉」が、8月5日から9日まで東京の座・高円寺1で上演される。

あやめ十八番は堀越涼が作・演出を務める演劇ユニット。本作では大正・昭和時代を舞台に、無声映画の活動弁士たちの栄枯盛衰が描かれる。

上演に向け堀越は、「今回、あやめ十八番が取り上げるのは『活動写真の世界』です。無声映画全盛の時代、日本では活動写真弁士と呼ばれる映画説明者が大活躍していました。日本では……と書くのは、この弁士という仕事が話芸に秀でた日本固有の文化であった為です。現代に生きる私たちにとって、あまり馴染みのないこの活動写真弁士たちは、大正・昭和という日本映画史における激動の時代に、何を想い、どう生きたのか。いかにもあやめ十八番らしいテーマを、今作ではダブルキャストで描きます。両組とも万全の仕上がりでお待ちしておりますので、是非、劇場まで足をお運びください」とコメントした。

上演は一部Wキャスト制となり、大正ロマンと昭和モダンの2組が回替わりで出演する。大正ロマンでは金子侑加、藤原祐規、秋葉陽司、蓮見のりこ、谷戸亮太、内田靖子、池田海人、鈴木真之介、武市佳久、溝畑藍、鈴木彩愛、昭和モダンでは金子、吉川純広、北沢洋、川田希、堀越涼、島田大翼、齋藤陽介、ムトコウヨウ 、田久保柚香、中野亜美、庄司ゆらのがメインキャストを務める。チケット販売は6月4日10:00にスタート。なお8月6日公演では映像配信が予定されている。