“戦争を考える2作品連続上演”より、猪股俊明・植本純米らに当て書きしたうさぎ庵「千里眼」開幕

うさぎ庵「千里眼」が昨日5月7日に東京のザ・スズナリで開幕した。

工藤千夏が作・演出を手がける本作は、渡辺源四郎商店第38回公演「空に菜の花、地に鉞」と共に“戦争を考える2作品連続上演”と銘打ち、実施される企画。同作は、「空に菜の花、地に鉞」に次いでスズナリで上演されている。工藤は開幕に際し、「こうしてGWのスズナリで上演できる奇跡を噛みしめています。今回の五人に当て書きした『千里眼』で、この喜びをお客様と分かち合いたいです！」と語った。出演者には猪股俊明、植本純米、大井靖彦、桂憲一、山藤貴子が名を連ねる。

東京公演は5月10日まで。その後、20・21日に青森・渡辺源四郎商店 しんまち本店 2階稽古場でも上演される。なお、「空に菜の花、地に鉞」は28日から6月1日まで渡辺源四郎商店 しんまち本店 2階稽古場で上演される。

工藤千夏コメント

コロナ禍に「コーラないんですけど」、留守電ひとり芝居オーディオドラマ「居酒屋じぱんぐ～みーちゃんの行方」、「山中さんと犬と中山くん」を一緒に創った仲間達、そして、「親の顔が見たい」（作・演出：畑澤聖悟）に出演してくださった猪股俊明さんと、こうしてGWのスズナリで上演できる奇跡を噛みしめています。今回の五人に当て書きした「千里眼」で、この喜びをお客様と分かち合いたいです！