串田和美が自由劇場跡地のライブハウスで2作品を上演、笹野高史とのトークショーも

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「独り芝居『月夜のファウスト』 / 前芝居『阿呆劇・注文の多い地下室』」が、5月13日から21日まで東京・音楽実験室 新世界で上演される。

串田和美

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音楽実験室 新世界は、かつて串田和美らが結成した劇団・自由劇場(のちのオンシアター自由劇場)の活動拠点だった、六本木の自由劇場跡地にあるライブハウス。今回は、今年3月31日をもって長野・まつもと市民芸術館の芸術監督を退任した串田和美が、同会場で新作を含む2作品を同時上演する。「独り芝居『月夜のファウスト』」は作・演出・出演を串田和美が手がける一人芝居。「前芝居『阿呆劇・注文の多い地下室』」では、構成・演出を串田が担い、真那胡敬二と串田十二夜が出演する。

笹野高史

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また5月14日17:30から行われる「串田和美・スペシャルトークショウ」には、劇団・自由劇場のメンバーだった笹野高史がゲストとして登場。串田は笹野と共に劇団活動をしていた時代を振り返って、「笹野は当時、芝居は全くの素人だったんだけども、好奇心の塊で、『何か面白いことをやりたい』と思っている1人だった。その後も研究生として柄本明とかイッセー尾形とか集まってきて、人が出たり入ったりして、そんないろんな歴史の中でも、笹野は『上海バンスキング』初演も共にした」と話し、「笹野のことはみんな『番頭さん』なんて呼んでね、根の奥は暗いとこもあるんだけど、表面はとっても明るくって……みたいなことを、トークショウでは話したいと思ってます」と語っている。

串田和美コメント

66年に劇団を造って、72年に実質解散状態になって。僕1人っきりになった時に、地下劇場に最初に吉田日出子さんがひょっこり入ってきて、その次に船乗りだった笹野が帰ってきて、芝居やろうよとなった。その2人がいなかったら始まらなかったですね。笹野は当時、芝居は全くの素人だったんだけども、好奇心の塊で、「何か面白いことをやりたい」と思っている1人だった。その後も研究生として柄本明とかイッセー尾形とか集まってきて、人が出たり入ったりして、そんないろんな歴史の中でも、笹野は「上海バンスキング」初演も共にした。笹野のことはみんな

「番頭さん」なんて呼んでね、根の奥は暗いとこもあるんだけど、表面はとっても明るくって……みたいなことを、トークショウでは話したいと思ってます。

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「独り芝居『月夜のファウスト』 / 前芝居『阿呆劇・注文の多い地下室』」

2023年5月13日(土)~21日(日)
東京都 音楽実験室 新世界

独り芝居「月夜のファウスト」

作・演出・出演:串田和美

前芝居「阿呆劇・注文の多い地下室」

構成・演出:串田和美
出演:真那胡敬二、串田十二夜

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渡辺望(飛行天幕) @nozomu7170

わぁ!わぁ!! https://t.co/olpNkoud4E

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