40周年の態変、金満里ソロ「寿ぎの宇宙」で幕開け

態変40周年Presents 金満里ソロ公演「寿ぎの宇宙」が5月19日から21日まで大阪・メタモルホール（態変アトリエ）にて上演される。

「寿ぎの宇宙」は態変の主宰を務める金満里のソロ作品で、態変40周年を迎えた今年、6年ぶりに上演される。本作は東日本大震災を受け、“人類の愚行への許しを乞い、祈りを込める作品”として制作されたもので、大野慶人が監修を務める。

上演に向けて金は「態変40年を迎える公演『私たちはアフリカからやってきた』を行うにあたってこれまで態変のパフォーマーで亡くなった7人の魂を祀り、ともに宇宙までとどく平和への祈りへと解き放たれるソロの舞をやりたい。この障碍者が置かれて来た差別という生きがたさを、ひょうひょうと越えながら 苦難を糧に変え逝った仲間たちをここに呼び集うことで、さぁー、我らはあなたたちに恥じることなき『私たちはアフリカからやってきた』を、用意できる」とコメントした。