将棋駒を擬人化したミステリー「将棋図巧・煙詰-そして誰もいなくなった-」

E-Stage Topia プロデュース「将棋図巧・煙詰-そして誰もいなくなった-」が、4月7日から16日まで東京・上野ストアハウスで上演される。

黒薔薇少女地獄 / エムキチビートの太田守信が2020年から執筆・上演している詰将棋シリーズは、舞台上に大きな将棋盤が置かれ、擬人化された駒の動きとリンクした物語が展開するエンタテインメント作品。本作では、実在の棋譜を元にした洋館ミステリーが描かれる。

私立星ノ宮女学院中等部の同窓会の知らせが届き、絶海の孤島にそびえる古城のホテルにやって来た数名の元クラスメートたち。しかしこれは学生時代にいじめを受けていた玉将によって立てられた復讐の殺人計画だった……。

脚本・演出を手がける太田は、「本作は、2年前に初演を行い、大変ご好評をいただいた作品をパワーアップさせての再演となっています。将棋ファンの方はもちろんのこと、将棋を知らない方々にも、江戸時代の詰将棋作家・伊藤看寿による大名作『将棋図巧・煙詰』と、ミステリーの巨匠であるアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』の、夢のようなコラボを楽しんでいただけたら幸いです」とコメントしている。

公演はチーム金とチーム銀の2チーム制で回替わり上演される。チーム金では藤原亜紀乃が主演を務め、清瀬汐希、奈良平愛実、横山乃々香、水谷柚美、真白ゆうみ、橘明花、えなえ、工藤竜太、真田林佳らが出演する。チーム銀では神村風子が主演を務め、藤崎朱香、鈴木千菜実、永田祥子、花実優、高野彩楓、鈴木里奈、浅井心晴、榊原仁、鳥住奈央らが出演する。上演時間は1時間35分を予定。