「将棋無双・第30番～神局のヴァンパイア～」開幕、脚本・演出の太田守信が手応え語る

「将棋無双・第30番～神局のヴァンパイア～」が、昨日4月10日に東京・上野ストアハウスで開幕した。

これは、江戸時代に活躍した将棋指し・三代伊藤宗看が制作した詰将棋「将棋無双・第30番」をもとに、太田守信が脚本・演出を手がける作品。作中では、「将棋無双・第30番」の棋譜とリンクした、ヴァンパイア（玉将）を主人公にした物語が展開する。玉将役を御寺ゆき、ヒロインの飛車役を川本紗矢、宗看役を優希クロエが演じる。

開幕に際し、太田は「舞台セットや演出面で昨年の詰将棋芝居よりもさらにグレードアップし、歌や新たなギミックなど、多くの挑戦をしている舞台が完成しました！ 初日から、オープニングで大きな拍手をいただけたことで、思わず涙が出そうになるほど心揺さぶられ、手応えを感じています。江戸時代の大名人・伊藤宗看の史実を組み合わせた芸術的な詰将棋『将棋無双』の壮大かつ感動的なファンタジック世界をお楽しみいただければ幸いです！」とコメントした。

上演時間は約1時間40分で、公演は4月14日まで。なお、公演の模様は配信される予定。