「黒い湖のほとりで」開幕、演出の西本由香「ローアーの言葉がもつ可能性と深さに驚かされる」

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日本の演劇人を育てるプロジェクト 文化庁海外研修の成果公演「黒い湖のほとりで」が、本日1月27日に東京・シアターグリーン BOX in BOX THEATERで開幕した。

日本の演劇人を育てるプロジェクト 文化庁海外研修の成果公演「黒い湖のほとりで」より。(撮影:宮川舞子)

日本の演劇人を育てるプロジェクト 文化庁海外研修の成果公演「黒い湖のほとりで」より。(撮影:宮川舞子)

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日本の演劇人を育てるプロジェクト 文化庁海外研修の成果公演「黒い湖のほとりで」より。(撮影:宮川舞子)

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日本の演劇人を育てるプロジェクト 文化庁海外研修の成果公演「黒い湖のほとりで」より。(撮影:宮川舞子)

日本の演劇人を育てるプロジェクト 文化庁海外研修の成果公演「黒い湖のほとりで」より。(撮影:宮川舞子)[拡大]

本作は、文学座西本由香が、文化庁新進芸術家海外研修制度を通じてドイツ・ベルリンで得た経験をもとに、ドイツの現代劇作家デーア・ローアーの戯曲「黒い湖のほとりで」を演出するもの。開幕に際し西本は、制作過程を振り返りながら「ローアーの言葉がもつ可能性と深さに驚かされる日々でした。知っていること、知らないこと、知りたくないこと、すでにいなくなってしまった人、不在という在り方で影響を与え続ける人、死者たち。この作家が見つめる様々な声に耳を傾け稽古を重ねました。どうぞ劇場へ足をお運びください。お待ちしております」とコメントした。

日本の演劇人を育てるプロジェクト 文化庁海外研修の成果公演「黒い湖のほとりで」より。(撮影:宮川舞子)

日本の演劇人を育てるプロジェクト 文化庁海外研修の成果公演「黒い湖のほとりで」より。(撮影:宮川舞子)[拡大]

日本の演劇人を育てるプロジェクト 文化庁海外研修の成果公演「黒い湖のほとりで」より。(撮影:宮川舞子)

日本の演劇人を育てるプロジェクト 文化庁海外研修の成果公演「黒い湖のほとりで」より。(撮影:宮川舞子)[拡大]

4年ぶりに再会した2組の夫婦。自ら死を選んだ子供たちが残した言葉は、永遠に解き明かされることのない問いとして4人の前に投げ出されている。「なぜ」が堂々巡りする極限状態の中、繰り返されるのは後悔と疑惑、欺瞞、自責他責の言葉。やがてその言葉の群れは四重奏となり湖に広がっていく……。出演者には、文学座の山崎美貴と沢田冬樹、劇団牧羊犬の井上薫、劇団東演の南保大樹が名を連ねた。

公演は1月31日まで。なお一部公演ではアフタートークを開催。28日19:00開演回にはキャスト4名、30日19:00開演回には西本と、美術を手がけた杉浦充が登場する。

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日本の演劇人を育てるプロジェクト 文化庁海外研修の成果公演「黒い湖のほとりで」

2023年1月27日(金)~31日(火)
東京都 シアターグリーン BOX in BOX THEATER

作:デーア・ローアー
訳:村瀬民子
演出:西本由香
出演:山崎美貴、沢田冬樹井上薫、南保大樹

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読者の反応

日本劇団協議会 @gekidankyo

本日は19時の回アフタートークがございます!

「黒い湖のほとりで」開幕、演出の西本由香「ローアーの言葉がもつ可能性と深さに驚かされる」(舞台写真 / コメントあり) https://t.co/OJgEpVrm7r

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