ゆうめい新作は“山奥の駆け込み寺的コミュニティ”描く「ハートランド」

ゆうめい「Heart Land」が4月20日から30日にかけて東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて上演される。

本作は、池田亮が作・演出を手がけるゆうめいの新作公演。今回は、都心から遠く離れた山奥の駆け込み寺的なコミュニティを舞台に、都会での生きづらさから逃れ、田舎での生活を願って集まった人々の姿を描き出す。なお今作では映像演出やモーションキャプチャーによるVR映像も使用される予定だ。出演者には相島一之、sara、高野ゆらこ、児玉磨利、鈴鹿通儀、田中祐希が名を連ねた。

上演に向けて池田は「普段は実の父親に出演してもらったり、亡き祖父の絵画を舞台美術に加えたりする私達ゆうめいですが、今回の新作はとあるコミュニティでのフィクションを描きます。フィクションといっても現実との地続きで自分が見て会って話してきた『東京芸術劇場に出演できない存在』の行方を描く所存です。現実や非現実の体験をリアルにもエンタメにも変容できる劇場にお越しください。どこにいっても抗えないけど抗えそうな行方をひやひやしながら描きます。心よりお待ちしております」とコメントした。

チケットの先行販売は3月4日から12日まで行われ、一般販売は19日にスタートする。