明日のアーの“アイデアも労力も盛りだくさん”な悪役研究発表公演が開幕

明日のアー 悪役研究発表公演「本当にあったひどい話 創作集」が本日12月23日に東京・SOOO daramatic!で開幕した。

本作では、「物語の原初の形態とは『助けてくれ、悪いやつらに仲間を無惨に殺された』そんな『ちょっと聞いてよ』的なひどい話と悪役にあるのではないか」という目線のもと、“悪役をためつすがめつ見ながら物語の本質を考え”る、ショートコント風の作品。

開幕に際し作・演出を手がける大北栄人は「50分くらいで成果を発表と思ってたらやはり堀りがいのあるテーマでどんどん変な人が生まれてしまい……。アイデアも労力も盛りだくさん。75分の充実の公演となりました。エッジを求めるあまりひねくれてきた昨今のアーですが『こうやってコントに帰ってきました』感あります」と手応えを語った。上演時間は約1時間15分、公演は12月25日まで。

大北栄人コメント

多面的な世界になった今、悪役や悪人こそが現代性のあるテーマだと思っていて、一回じっくり考えてみました。50分くらいで成果を発表と思ってたらやはり堀りがいのあるテーマでどんどん変な人が生まれてしまい……。アイデアも労力も盛りだくさん。75分の充実の公演となりました。エッジを求めるあまりひねくれてきた昨今のアーですが「こうやってコントに帰ってきました」感あります。