此元和津也のマンガ「セトウツミ」舞台化、上演台本・演出は内藤裕子

此元和津也のマンガ「セトウツミ」（秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」）の舞台化が決定。来年5・6月に東京・東京芸術劇場 プレイハウス、6月に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される。

「セトウツミ」は2013年から2017年まで「別冊少年チャンピオン」（秋田書店）で連載されたマンガ。同作は2016年に実写映画化、翌2017年にはテレビドラマ化もされた。物語は関西の男子高校生、瀬戸と内海が放課後に河原で交わす、他愛のない会話でつづられる。舞台版の上演台本・演出を務めるのは、演劇集団 円の内藤裕子。

原作の此元は「『セトウツミ』は僕のキャリアの中で最も思い入れのある作品です。それが時を経て舞台化されるということで、完全に手を離れた今となっては期待でいっぱいです。内心では今更需要あるのか、どこに勝算感じたのか、一体どういうつもりなのか、担当した人に問い詰めたい気持ちはありますが、どんな作品になるのか、これからとても楽しみです」とコメントしている。