9月から10月にかけて上演される
新作のタイトルは「영(ヨン)」。韓国の恋愛ドラマにハマったOL・マリカは、一念発起して渡韓し、脚本家を目指す。渡韓後、マリカが手がけた1作目がまさかの大ヒットを記録。しかし、それは恋愛ものとはかけ離れたバイオレンス作品だった。憧れと才能のギャップに悩むマリカのもとに、謎の女が現れて……。
同作には、
作・演出を手がける玉田は「前回の新作公演のときに、『韓国の恋愛ドラマが好きで好きで堪らなくて渡韓し脚本家を目指すも、ラブストーリーではなくバイオレンス描写に才能を発揮してしまう』という葛藤を抱えた女性脚本家の話を思いつき、それを描こうと思ったのですが、その作品は群像劇だったので、複数人いるうちの一人のドラマとしてはちょっとインパクトがありすぎて全体のバランスを崩すと思い諦めました。なので、今回は単独でその話をやろうと思います」と上演に至った経緯を説明。「自分の持っている才能と憧れとの間にギャップがあったり、自分のやりたいことと周りが自分に求めることが大きく違うという悩みは、仕事や生活の中でよくあることなので、設定は突飛ですが、普遍的な話になるのではないかと思っています」と明かした。
公演は9月23日から10月2日まで東京・東京芸術劇場 シアターイーストで行われ、チケットの一般販売は8月6日10:00にスタート。なお本作は、東京芸術劇場が若手劇団に上演の機会を提供する提携公演「eyes plus」シリーズにラインナップされている。
玉田企画「영(ヨン)」
2022年9月23日(金・祝)~10月2日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト
作・演出:
出演:
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