舞台「パレード」が、昨日7月16日に東京・新国立劇場 小劇場で開幕した。
舞台「パレード」は、第15回山本周五郎賞を受賞した
物語の舞台は、5人の若者たちがルームシェアをする2LDKのマンション。彼らの共同生活の様子やそこから生じた歪みが、5人それぞれの視点で描かれる。
開幕に際し、松本は「原作に溢れる登場人物達の魅力を、演劇的なアプローチと、どこからも見られているセンターステージでお客様も当事者として巻き込み、そのドラマを共に体感していただくことで、生の舞台だからこそ出来る現実としての衝動を楽しんでいただきたいです」とコメントした。
公演は7月24日まで。
松本慎也コメント
原作に溢れる登場人物達の魅力を、演劇的なアプローチと、どこからも見られているセンターステージでお客様も当事者として巻き込み、そのドラマを共に体感していただくことで、生の舞台だからこそ出来る現実としての衝動を楽しんでいただきたいです。
その瞬間に、生きられるよう努めます。
是非劇場でご観劇下さい!
矢島舞美コメント
意気込みは意気込み過ぎない事です!
この部屋の中で、色々なものを抱えた者同士の日常が自然と流れるように、気張り過ぎずいきたいですね!
私たちのことを俯瞰で観ているお客さんの世界も実はこの世界の中のような、客席の皆さんまでもが、こちら側にいるような、そんなハッとする感覚になっていただけたらと思います。
衝撃的な結末と、誰もが他人事ではない、そんな中で居心地のいいように作りあげられたこの部屋を、是非お楽しみ下さい。
曽田陵介コメント
小説、そして映画を稽古前に事前に見させてもらったんですが、シェアハウスで行われる私利私欲のうわべだけの人間関係の物語が、今回の舞台で楽しさだったり怖さだったりが、平塚さんの演出で細かく表現されていると思います。
そして今回はセンターステージということで360度楽しんでいただけます。
色々な方向から楽しんでいただけたらと思います。
眞嶋秀斗コメント
学生の時に出会った作品に、こうして良介として携わることができ、幸せに思います。
思わず語りたくなるような舞台にできるよう、マンションでの暮らしを展開していきたいです。
カンパニーは明るく前向きな方ばかりで、目に見えないチームワークも稽古場から感じています。装いのチームワークでないと信じて、「2022年はこれを観た!」と皆様の心に残る舞台を目指して挑みます。
石田千穂コメント
「パレード」は作品の中で、自分の秘密を周りの人には知られていないと思っていても実は知っているという、実際に身の回りでも起こりうる出来事が沢山出てきます。
センターステージということもありお客様はどの方向からも観ていただくことができるので、よりリアルに伝わるのではないかなと楽しみです。演技演技しすぎず、実際にいそうな元気な女の子「大垣内琴美」になれたらなと思います!
48グループ外の舞台は初めてで、とても緊張していますが「パレード」の世界を伝えられるよう精一杯頑張ります!よろしくお願いします!
石川藍コメント
初日を迎えられる事がとても嬉しいです。
私が演じさせて頂く“語り”は舞台オリジナルの役でお客様と一緒に5人の生活を覗いていきます。
世界観に引き込むという難しさに緊張もありますが、同時に平塚さん演出の「パレード」を観終わった時、皆様が何を感じてくれるかなと想像してワクワクしています。
大変な状況の中ご来場くださる方々に、1つ1つ大切に丁寧に届けたいです。
舞台「パレード」
2022年7月16日(土)~24日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場
原作:
脚本・演出:
出演:
語り:石川藍
法水/norimizu/노리미즈🍉 @norimizu
平塚直隆さんが脚本・演出なのか!
吉田修一原作「パレード」幕開け、松本慎也「ドラマを共に体感して」(舞台写真 / コメントあり) https://t.co/ZLtRaHmI0d