時空を飛び越える神話的なストーリー、水族館劇場「Naufragio 出雲阿國航海記」開幕

水族館劇場「Naufragio 出雲阿國航海記」が、昨日5月27日に東京・臨済宗建長寺派 宗禅寺 第二駐車場 特設野外舞臺 天ピョウの鹿砦で開幕した。

「Naufragio 出雲阿國航海記」は当初、5月19日からの上演を予定していたが、座長・桃山邑の体調悪化に伴い初日が延期となった。そのため、6月9日から12日まで振替公演が行われる。

水族館劇場の新作公演「Naufragio 出雲阿國航海記」では、出雲阿国の物語をベースに、3つの時代を行き来する“スペクタクル・ロマン”が展開。桃山は開幕に際し「この芝居は35年の長きにわたって水族館劇場がもとめ続けてきた『演劇から逸脱してゆく藝能』の核心をついたものになります。同時に現在の世界情勢、戦争の時代へのわたしたちなりの、強いメッセージを含んだものでもあります。これまでにも増して時空を大胆に飛び越えて展開する神話のような不思議な物語をごらんに入れます」とコメントした。

※5月19日から22日までの公演は桃山邑の体調悪化に伴い中止となり、6月9日から12日にかけて振替公演が行われます。