女だけの館で起きたミステリー描く、劇団競泳水着「グレーな十人の娘」

劇団競泳水着「グレーな十人の娘」が4月21日から29日まで、東京・新宿シアタートップスにて上演される。

これは劇団競泳水着の新作本公演。たくさんの女がいる館で、1つの死体が発見され……。上演に向けて上野友之は「自分は『ミステリー』と聞くとつい立ち止まってしまい、フーダニットとかホワイダニットとか言われると嬉しくなって、延々と綴られる登場人物や作者の嘘に喜々として付き合ってしまう。この厄介な、『騙されたい』という酔狂で根源的な欲望。 たまには舞台で上手に嘘をついてみたい。その為に素晴らしいキャストの皆さんに集まって頂きました。『この結末は人には......』とか言いたい」とコメントした。

出演者には江益凛、小川夏鈴、加茂井彩音、小角まや、佐藤睦、橘花梨、鄭玲美、都倉有加、橋爪未萠里、成瀬志帆、松尾太稀、そしてザンヨウコが名を連ねた。なお4月27日19:00開演回は配信も行われる。

上野友之コメント

創作の世界において、ミステリーはミュージカルと同じような位置付けではないかと感じている。 両方とも、好きな人は大好きで、苦手な人は「何が面白いのかわからない」と、ジャンル自体の存在意義から否定しがちなのが共通点。自分は「ミステリー」と聞くとつい立ち止まってしまい、フーダニットとかホワイダニットとか言われると嬉しくなって、延々と綴られる登場人物や作者の嘘に喜々として付き合ってしまう。この厄介な、「騙されたい」という酔狂で根源的な欲望。 たまには舞台で上手に嘘をついてみたい。その為に素晴らしいキャストの皆さんに集まって頂きました。「この結末は人には......」とか言いたい。

どうぞ宜しくお願いします。 （ちなみにミュージカルも嫌いではありません。）