アマヤドリの方向性を示す完全新作、20周年記念のラストを飾る第3弾スタート

アマヤドリ「純愛、不倫、あるいは単一性の中にあるダイバーシティについて」が、去る2月18日に東京・シアター風姿花伝で開幕した。

本作は、アマヤドリ20周年記念公演の第3弾。とある晩に起きた契約関係の物語を通して、“不倫のどこが悪いのか”“純愛のなにが尊いのか”を問いながら、新しい家族の形を模索する。

作・演出を手がける広田淳一は、「いつか現代人にとっての恋愛ものを書いてみようと思っていたんですが、ようやっと形にすることができました。昨年から劇団の過去の作品まとめみたいなことをしてきましたが、20周年企画のラストは今後のアマヤドリの方向を示す新作になったんじゃないかと思います」と手応えを語った。

上演時間は約1時間40分。公演は27日まで。20日16:00開演回、27日15:00開演回にはアーカイブ付きのオンライン配信が行われる。