2022年版「アニー」大人キャスト解禁、葛山信吾・マルシアら意気込み語る

丸美屋食品ミュージカル「アニー」のオンライン製作発表会見が、本日2月7日に行われた。

会見では、大人キャストが明らかに。ウォーバックス役で葛山信吾、ハニガン役でマルシア、グレース役で笠松はる、ルースター役で財木琢磨、リリー役で島ゆいかの出演が決定。会見には、昨年11月に行われたオーディションで選ばれた、アニー役の山崎杏と山本花帆、そして葛山、マルシア、笠松、島が出席した。

山崎は「小学校1年生の時に両親が『アニー』を観せてくれました。とても感動して、いつか出演してみたいとオーディションを受けました。受かるまではドキドキが大きかったけれど、受かってからは毎日がキラキラしてます。学校でもみんなが楽しみにしてくれていて、今までにない『アニー』を笑顔で演じたい」と述べる。山本は、過去に一次審査で落ちてしまい、悔しい思いをしたことを明かし、「受かってからは実感がわかなかったけれど、今こうして製作発表をしていると『アニーになったんだな』と実感しています。友達に合格したことを伝えるととても喜んでもらえて、前よりももっと仲良くなれた気がします！ みんなが元気になってもらえるような『アニー』になりたい」と語った。

葛山は「金持ちになることを目標に生きてきた男がアニーと出会い、人間の温かさや優しさを吸収して成長していくところをうまく表現していきたいです。今回の2人のアニーのしっかりした挨拶を見て安心しています。2人と一緒に作り上げたい」とコメント。前回公演となる2021年版にも出演したマルシアは「一昨年は中止、去年は初演のみと本当に悔しい思いばかり。子供たちの悔し涙を忘れられません。その分新しいメンバーと新しいパズルで皆様にお届けしたいと思っています。ハニガンはヒール役なので、いかにヒールに暴れるかによってみんな輝くのではないかな、と思っています。思いっきり暴れます（笑）」と述べる。

マルシアと同様に、2021年版からの続投となる笠松は「2年続けて大好きなアニーのカンパニーに参加できることを大変嬉しく思っています。グレースはアニーとウォーバックスを繋ぐ架け橋のような存在です。コミュニケーションを取りながら新しい『アニー』を皆様にお届けして参ります」と意気込みを語る。島は「リリー役のお話をいただいた時、とても嬉しかったです。もし、子供の頃に『アニー』に出会っていたら、オーディションを受けたがってただろうな、と今回のこのご縁に感謝しています。ルースター、ハニガンと一緒にヒール役としてがんばります！」と気合十分な様子を見せた。

公演は4月23日から5月8日まで、東京・新国立劇場 中劇場にて。

※初出時、公演日程に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。