「本日も休診」が、昨日11月12日に東京・明治座で開幕した。
「本日も休診」は、地域医療に生涯を捧げた医師・見川鯛山のエッセイ「田舎医者」シリーズを原作に、
初日後に行われた取材会には、出演の柄本、花總、
渡辺は「偉大な先輩方と板の上に立てて、本当に幸せ。役者冥利に尽きます」、中島は「私は
ベンガルは「年寄りばっかりで同窓会みたいな面々ではありますが、芝居が日々変わっていくのが楽しみです」と期待を口にし、松金は「初日はいつも思いますが、幕が開いて良かった。お客様も温かくて、やっぱり生の舞台は良いなとつくづく感じました」と思いを口にした。
取材では柄本、笹野、佐藤が舞台で共演する喜びを語る場面も。柄本は「二十歳そこそこの、青春真っただ中のときにアングラ演劇で出会った自分たちが、こんなね! 明治座ですよ! 感無量です」と感慨を述べ、笹野は「楽しく楽しくてしょうがない。アングラのレジェンドみたいなものでしょ、私たちは。でも1人ひとりの稽古を見ていると、50年前の芸風と全然変わらない。みんな元気だなと思いました」と言う。また佐藤は「コツコツ真面目にやっていくのが私で、えもっちゃん(柄本)はゆっくりと大きく役柄を作っていく。笹野は相変わらずいい加減で、やっつけの稽古ばっかりやって本当に変わらない(笑)。本当に楽しかった」と稽古の充実ぶりをのぞかせた。
また「今までのキャリアの中で共演したことのない俳優たちと共演し、気付いたことはあるか」と問われた花總は「いろいろありすぎて! とても勉強になりましたし、引き出しがたくさんできました」と話した。
最後に柄本が「商業舞台でこのような(キャストの)編成はあまりないと思います。ラサールさんの演出で稽古場はとても苦労しましたけど、自分たちも楽しんでやれる舞台になったと思います。ご来場をお待ち申し上げております」とメッセージを送り、取材を締めくくった。上演時間は休憩ありの約3時間5分。公演は11月28日まで行われる。
明治座 2021年11月公演「本日も休診」
2021年11月12日(金)~28日(日)
東京都 明治座
原作:見川鯛山「田舎医者」シリーズ
脚本:
演出:
出演:
※能條愛未と中島早貴はWキャスト。
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