「STスポットオープンデー」第1弾、西井夕紀子が参加者と曲作り

「STスポットオープンデーvol.1 場所と音楽－劇場でつくる－」が、9月10日から12日まで神奈川・STスポットで開催される。

これは、STスポットが、来場者に劇場をより身近な場所として親しんでもらうために行う企画。その第1弾となる今回は、ディレクターに作曲家・西井夕紀子を迎え実施される。西井は、さまざまなミュージシャンと共に曲作りを行い、その過程ごと公開していく。

10・11日は作曲、最終日はそれまでに作られた曲で、パフォーマンス作品が制作される。“マキノサンデー”と冠された10日は、THE PUSHの面々、牧野容也が登場。11日は“キヨマルサンデー”と冠され、歌詞を提供する紫雲会横浜病院の大森氏、東郷清丸が参加する。12日は“ミックスサンデー”として、ダンサーの北川結が出演。いずれの日も、最後にはパフォーマンスタイムが実施される。

開催に向けて、西井は「パンデミックが起こり、人が集まることは特別な機会になりました。『劇場に』集まることはもっと特別になりましたね。健康を最優先にしながら、どこでも起こり得て特別なこの『劇場時間』を忘れないように、また、さまざまな人の生活に届くように、今は小さく、灯し続けることが、劇場の一つの役割ではないかと思っています」とコメントした。