「ヒッキー・カンクーントルネード」は、ハイバイ・
今回は「拝み渡り」チームと「トペ・コンヒーロ」チームのWキャスト制で上演され、「拝み渡り」チームには
作・演出を手がける岩井は「約20年前に書かれた『引きこもり』の物語は、コロナ禍で『一億総引きこもり』の現代から見ると『ちょっとした古典』です。いや、『今まさに古典になっていく作品』なんだと思います。なかなか『作品が古典になっていく様』を見れることってないと思うので、『同じ物語を異なる俳優が演じる』というダブルキャストの面白さと共に、ぜひ演劇でしか得られない感覚を受け取ってもらえればと思います。劇場でお待ちしております!」と観客に呼びかけた。
上演時間は約1時間30分。東京公演は8月26日まで。
岩井秀人コメント
どうも! 岩井です!
昨年から延期になっていた「ヒッキー・カンクーントルネード」がとうとう開幕しました!
昨日の初日には、何十年ぶりかで突如、僕の元カノさんが来まして「感動した!」って言って帰って行ったので、作品としては大丈夫なんだと思います。
それにしても焦りますね! そう言う人のいきなり登場!
さて、今回の「ヒッキー」は、ダブルキャストです。このダブルキャストの違いをぜひ、楽しんでください! もちろんチケット買う余裕があったらですが。
主人公の引きこもりの登美男と、その登美男を外へ出そうと現れる「引きこもり支援」の圭一、特にこの二人がダブルキャストで随分な違いがございます。どっちかが結構ちゃんとしてて、どっちかがかなりヤバいです。笑
あ、あとはお母さんも随分違います。まずビジュアルからしてまっっっったく違うので、そこから感じていただきたいです。
約20年前に書かれた「引きこもり」の物語は、コロナ禍で「一億総引きこもり」の現代から見ると「ちょっとした古典」です。いや、「今まさに古典になっていく作品」なんだと思います。なかなか「作品が古典になっていく様」を見れることってないと思うので、「同じ物語を異なる俳優が演じる」というダブルキャストの面白さと共に、ぜひ演劇でしか得られない感覚を受け取ってもらえればと思います。
劇場でお待ちしております!
ハイバイ「ヒッキー・カンクーントルネード」
2021年8月11日(水)~26日(木)
東京都 すみだパークギャラリーささや
2021年9月4日(土)・5日(日)
高知県 高知県立県民文化ホール オレンジホール(舞台上舞台)
2021年9月10日(金)・11日(土)
山口県 山口情報芸術センター[YCAM]スタジオA
2021年9月19日(日)・20日(月・祝)
北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru クリエイティブスタジオ
作・演出:
出演
「拝み渡り」チーム
「トペ・コンヒーロ」チーム
※2021年8月27日追記:山口公演は新型コロナウイルスの影響で開催見送りになりました。
関連記事
ステージナタリー @stage_natalie
【公演レポート】“今まさに古典になっていく作品”、ハイバイ「ヒッキー・カンクーントルネード」開幕(コメントあり)
https://t.co/9Ky6ZFbB7R https://t.co/e8wdT6Wvs1