これは、劇団青年座が、世界で活躍する現代作家の新作を上演する企画“海外現代戯曲シリーズ”の6作目。今回は、イギリスの作家マイク・バートレットの「アルビオン」を、小田島則子の翻訳、
2017年にイギリス・ロンドンで初演された本作は、EU離脱を選択したイギリスの今を描いた作品。主人公のオードリーは、ロンドンで自社ブランドの成功を収めたあと、事業を縮小し、かつて叔父が暮らしていたオックスフォード州の大邸宅を買い取る。それは、邸宅を20世紀初頭の英国式庭園のある屋敷に戻すためだった。実利的思考を持つオードリーが、手間もお金もかかる英国式庭園に執着するのはなぜか。作家を目指す娘のザーラや長年邸宅で働いていた掃除婦、新たに働くことになったポーランド人、ザーラが思いを寄せるオードリーの友人キャサリン、戦死した息子の恋人アナといった人々との関わりの中で、その理由が浮かび上がり……。
オードリー役を
劇団青年座 第245回公演「アルビオン」
2021年5月21日(金)~30日(日)
東京都 俳優座劇場
作:マイク・バートレット
翻訳:小田島則子
演出:
キャスト
オードリー・ウォルターズ:
ポール・ウォルターズ:
ザーラ:
アナ:
キャサリン・サンチェス:小林さやか
エドワード:青木鉄仁
クリスティーナ:世奈
チェリル:
マシュー:
ゲイブリエル:前田聖太
ウェザベリー / ジェイムズ:鹿野宗健
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雨ひどいけど、観に行ってくるわ。みーこたんお留守番ね。
EU離脱を選択したイギリスの“今”描く、劇団青年座「アルビオン」伊藤大の演出で https://t.co/TQ9Smwm0J0