渡辺徹×内博貴のコンビ再び、奥田英朗原作「ハリネズミ」6・7月に上演

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渡辺徹内博貴が出演する「ハリネズミ」が6・7月に東京、新潟、兵庫、広島、茨城、宮城で上演される。

「ハリネズミ」ビジュアル(撮影:石川純)

「ハリネズミ」ビジュアル(撮影:石川純)

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本作は、奥田英朗が伊良部総合病院の地下にある神経科を訪れる人々と、彼らを診察する医師を描いた小説「精神科医 伊良部シリーズ」より、「空中ブランコ」に収録された短編小説を原作とした舞台作品。2019年には、新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館の演劇部門芸術監督である笹部博司が上演台本・演出を手がけ、同シリーズの「イン・ザ・プール」を舞台化した。

「ハリネズミ」には、「イン・ザ・プール」に続いて渡辺、内が出演。前作に続いて精神科医・伊良部役を務める渡辺は「『ハリネズミ』は笑える作品ですが、それだけでない何か人間として大切なものも描かれています。このようなご時勢ですから、劇場でも十分なコロナ対策を施して、皆様にお誘いをしております。気持ちを晴らすべく、観にきていただきたいと思います」と呼びかける。伊良部の患者で、先端恐怖症のヤクザ役を演じる内も「今回の『ハリネズミ』では私の役は変わりますが、渡辺徹さんは伊良部役のままです。コメディ要素としては前回と同じだと思いますので、今回もとても楽しみにしております。二人だけでのステージになりますので、大変な部分はたくさんありますが、このご時勢だからこそ、楽しい作品にできればと思っております」と意気込みを語った。

本作は6月10日から15日までの東京・あうるすぽっと公演を皮切りに、7月17日まで各地を巡演する。東京公演の一般チケットは4月24日に発売予定。なお渡辺、内のコメント全文と、笹部からのメッセージは下記の通り。

渡辺徹コメント

前回「イン・ザ・プール」で、ユニークな医師・伊良部の役はやみつきになりまして、他人には渡したくないと思っていました。「ハリネズミ」でまた伊良部の役ができ、喜びで身体が膨らんでいます(笑)。

前回、内博貴くんと初めてお目にかかり、第一印象はカッコいい、でした。

でも私もトップアイドルでしたから、すぐに意気投合しまして(笑)、楽しいコンビが出来上がったと思います。今回も二人だけの芝居ですから、何が生まれ、どうなっていくのか、内くんとの共演が本当に楽しみです。

「ハリネズミ」は笑える作品ですが、それだけでない何か人間として大切なものも描かれています。このようなご時勢ですから、劇場でも十分なコロナ対策を施して、皆様にお誘いをしております。

気持ちを晴らすべく、観にきていただきたいと思います。

内博貴コメント

前回「イン・ザ・プール」で、渡辺徹さんと初めて共演させていただき、非常に楽しかったです。コメディの真髄のようなものも経験でき、勉強にもなりました。今回の「ハリネズミ」では私の役は変わりますが、渡辺徹さんは伊良部役のままです。コメディ要素としては前回と同じだと思いますので、今回もとても楽しみにしております。二人だけでのステージになりますので、大変な部分はたくさんありますが、このご時勢だからこそ、楽しい作品にできればと思っております。

感染対策は万全な状態で劇場でお待ちしておりますので、皆様にもご安心して来ていただけたらと思っております。たくさん笑かします。

笹部博司コメント

デブでマザコンの精神科医伊良部シリーズ「イン・ザ・プール」を2019年6月に上演した。

伊良部は渡辺徹、その患者は内博貴。これがはまった。こんなにもうまくいくものかと思った。

周りでの、次の舞台を期待する声が大である。早速と思ってもう一度、シリーズを読み返した。

渡辺徹と内博貴、この二人が生きる作品、そして選んだのが「ハリネズミ」、先端恐怖症のヤクザの話である。

ヤクザ・猪野誠司は内博貴が演じる。尖ったモノが怖い、それではヤクザは務まらない。

そこで内縁の妻の和美に言われて、精神科医伊良部の元を訪れる。

いきなり、組み伏せられ、抵抗敵わず、注射をされてしまう。ヤクザをヤクザと思わない伊良部。

これが、渡辺徹&内博貴による伊良部シリーズ第二弾「ハリネズミ」。

誠司は内縁の妻、和美に頭が上がらない。その和美を再び女役として渡辺徹が挑む。

前にも増した大爆笑、乞うご期待!

「ハリネズミ」

2021年6月10日(木)~15日(火)
東京都 あうるすぽっと

2021年6月19日(土)・20日(日)
新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館

2021年6月26日(土)・27日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

2021年7月4日(日)
兵庫県 加東市地域交流センター

2021年7月6日(火)
広島県 東広島芸術文化ホール くらら 大ホール

2021年7月10日(土)・11日(日)
茨城県 水戸芸術館 ACM劇場

2021年7月17日(土)
宮城県 マルホンまきあーとテラス(石巻市複合文化施設)

原作:奥田英朗「ハリネズミ」(文春文庫「空中ブランコ」より)
上演台本・演出:笹部博司
ステージング:舘形比呂一
出演:渡辺徹内博貴

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※2021年4月27日追記:出演者の渡辺徹が大動脈弁狭窄症と診断されたため、本公演は中止になりました。

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