「舐める、床。」配信決定、カメラ5台での収録に熊谷拓明「僕も気付いていなかった発見が」

踊る「熊谷拓明」カンパニーの新作公演「舐める、床。」の舞台映像が、12月24日から期間限定で配信される。

12月に東京・あうるすぽっとで上演された「舐める、床。」は、熊谷拓明が作・演出・振付を手がけた“ダンス劇”。撮影は5台のカメラで行われ、出演者には熊谷のほか、松田尚子、原田茶飯事、岡本優、東出宜子、原佑介、稲葉由佳利、福島玖宇也が名を連ねている。

熊谷は本作について「終わった事は終わりにして次に向かうタイプの人間でしたが、41歳という年のせいか、この2020年が特別なものを僕に送ってくれたのか……今も大切にそして明日でもまた上演したい作品でになりました」と語り、配信に向けた思いを「先日編集された映像を観たのですが、昨日も観ましたが、早く観てほしい、色々な方に。と素直に思っております。5台のカメラで納められた『舐める、床。』は僕も気付いていなかった発見があり、今はこの作品のファンであります（笑） この経験を大切に広げて来年の活動、新作創作へと向かいます」とコメントした。

視聴チケットは1月3日まで購入可能で、視聴期間は1月5日まで。なお公式サイトでは、本作の創作現場に迫ったメイキング映像や、熊谷と松田による対談のアーカイブ映像を視聴することができる。

熊谷拓明コメント

ご来場下さった皆様、興味を持って下さった皆様、本当にありがとうございました。

舞台に上がって初めて作品は、作品としての匂いを放ちます。

その事をこんなに強く感じたことはありませんでした。

終わった事は終わりにして次に向かうタイプの人間でしたが、41歳という年のせいか、この2020年が特別なものを僕に送ってくれたのか……

今も大切にそして明日でもまた上演したい作品でになりました。

上演前から映像配信が決まっていたこともあり、今配信用の映像を創作中でして、先日編集された映像を観たのですが、昨日も観ましたが、早く観てほしい、色々な方に。

と素直に思っております。

5台のカメラで納められた「舐める、床。」は僕も気付いていなかった発見があり、今はこの作品のファンであります（笑）

この経験を大切に広げて来年の活動、新作創作へと向かいます。