丸尾丸一郎が巌流島の戦いを“風の噂”で描く、松島庄汰＆佐伯大地W主演「秘剣つばめ返し」

松島庄汰と佐伯大地がW主演を務める「秘剣つばめ返し」が、1月17日から24日まで東京の座・高円寺1、28日から31日まで大阪・ABCホールで上演される。

劇団鹿殺しの丸尾丸一郎が脚本・演出を手がける「秘剣つばめ返し」は、佐々木小次郎を“勇気以外のすべてを持つ孤高の剣客”として描いた作品。出演者には、松島と佐伯のほか、AKB48の武藤十夢、佐藤祐吾、鷺沼恵美子、浅野康之、有田あん、内藤ぶり、藤綾近、勝又啓太、田中廉が名を連ねている。なお音楽は、津軽三味線の生演奏となる。

上演に向け、丸尾は「昔、劇作家の先輩から時代劇の面白さは『風の噂で聞いたぜ』で全て済まされることにあると聞きました。現代劇だと、テレビで見たのか？ 携帯番号を知っていたのか？ SNSで知り合ったのか？ と考えなきゃいけない情報が、『風の噂で聞いたぜ』で納得させられてしまうのです。時代劇こそ、自由で想像力豊かな演劇の世界に満ち溢れています。僕の大好きな巌流島の戦いを、僕が聞いた風の噂で描きました。三味線の演奏、歌、ダンス、なんでも有りの決闘です」とコメントしている。チケットは、特典付きの最速先行販売が12月26日12:00から1月5日まで受け付けられ、一般販売は1月10日にスタート。なお、1月23日と24日の公演は、昼夜回共配信される。