ほろびて新作「コンとロール」に、細川洋平「魂をこの地面に杭打つような作品に」

ほろびて「コンとロール」が来年1月19日から25日に東京のOFF・OFFシアターにて上演される。

ほろびては、細川洋平と三浦俊輔による演劇カンバニー。今回細川は、「周りは誘導や制限、制約に満ちていて、そういった枠の中にいるから安心するということもあるし、逆に思いもよらない形で目の前に立ち現れたりする、といったあれこれをあらためて考えてみたいなと思って準備してきました」と言い、「見てくれた誰かのうち1人でも、その魂をこの地面に杭打つような作品にできたらいいなと思っています」と意気込みを述べている。

出演者には三浦のほか、鈴政ゲン、藤井千帆、コンプソンズの細井じゅん、松浦祐也、宮城茉帆が名を連ねた。チケットの発売日ほか詳細は続報を待とう。

細川洋平メッセージ

普段触れるものから道路、街の風景からアーキテクチャ、言語まで。

周りは誘導や制限、制約に満ちていて、そういった枠の中にいるから安心するということもあるし、

逆に思いもよらない形で目の前に立ち現れたりする、といったあれこれをあらためて考えてみたいなと思って準備してきました。

人のいろんな状況を根っこから捉え直したいと思いながら、これからはじまる稽古を楽しみにしています。

見てくれた誰かのうち1人でも、その魂をこの地面に杭打つような作品にできたらいいなと思っています。