つかてつお×小川夏鈴「売春捜査官」開幕、「自分の信じる正義を叫ぶ人達を見届けて」

今生酔いどれ喫茶「売春捜査官」が昨日10月8日に東京・シアター711で開幕した。

今生酔いどれ喫茶は、早稲田大学演劇研究会出身のつかてつおと小川夏鈴が、つかこうへいの戯曲「売春捜査官」を上演するために立ち上げたユニット。中野坂上デーモンズの松森モヘーが演出する本公演には、つかてつおと小川に加え、劇想からまわりえっちゃんの岸本武享、山脇辰哉、露と枕の奥泉が出演する。

開幕に際し、今生酔いどれ喫茶の2人は「つかこうへい没後十年、彼の残した作品への挑戦は壮絶な物でした。ひたすら戯曲と真摯に向き合った稽古の日々を超え、後はもうお客様に楽しんでいただけたらと思います。汗と涙でぐちゃぐちゃになりながらも、自分の信じる正義を叫ぶ人達を見届けて下さい」とコメントした。

公演は10月12日まで。また、10日19:00開演回には生配信を実施。視聴料金は1800円で、24日18:59までアーカイブを視聴することができる。

今生酔いどれ喫茶コメント

初日の幕が開きました。

どんなご時世であっても、一つの芝居を創りあげることはとてつもなく大変だと改めて実感しました。

つかこうへい没後十年、彼の残した作品への挑戦は壮絶な物でした。ひたすら戯曲と真摯に向き合った稽古の日々を超え、後はもうお客様に楽しんでいただけたらと思います。汗と涙でぐちゃぐちゃになりながらも、自分の信じる正義を叫ぶ人達を見届けて下さい。

おかげさまでチケットの残りは僅かとなっています。10日（土）19:00～は生配信もありますので、ぜひご検討下さい。