「企画・高田文夫 山田雅人かたりの世界『爆笑問題・太田光物語』」が10月23日19:00から、Streaming+にて生配信される。
これは、5月に上演を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で中止になった公演を、生配信ライブに切り替え実施するもの。著名人の一生やスポーツの名場面を、本人や関係者への取材をもとに構成し、1人語りで再現する企画「山田雅人かたりの世界」を行ってきた
本ライブについて、山田は「5月1日に予定していた公演が延期となり、コロナウイルス禍の中、自分に何ができるかを考えました。そして、今回お客様に劇場へ来ていただくことはできませんが、舞台の中止ではなく、どんな形であれ、舞台をすること、メッセージを届けることが自分の使命だと確信しました。そして今回の生配信という形にたどりつきました。とにかく笑いと感動をお届けいたします」とコメント。アーカイブ配信は配信翌日の24日23:59まで視聴できる。
山田の全文コメントと、太田、松村、高田のコメントは以下の通り。
山田雅人コメント
私にとりまして“東京の父”と敬愛する太田光さん。私の方が年齢は上ですが、芸人の才能に年齢は関係ないというのが私の持論です。その太田光さんのかたりを作らせていただき、毎日のように家でさせていただいています。当初この舞台の開催を予定していた5月1日も、開演時間と同じ時間に自宅でさせていただきました。すると4時間という長大作になりました。今、けずるにけずり、ようやく1時間の作品になりました。まさに名作中の名作です。毎日、この作品をさせていただいて、いつも太田光さんと一緒に過ごしています。
この舞台のきっかけは、昨年12月のこと。浜離宮ホールで語らせていただいた「藤山寛美物語」を見てくださった高田文夫先生が、 私に言ってくださった言葉でした。「藤山寛美物語、良かった。次はアレだな……江戸の芸人だな、それもこれからの東京の芸を引っ張っていく芸人だな。よし、じゃあ爆笑問題・太田クンだ。彼が東京の笑いを引っ張って行くからよ。太田光物語! いいな、宿題だ! じゃあ、おつかれさん!」。高田文夫先生は、そう言って片手をあげ、夜の東京の街へと消えて行きました。その宿題を、このたび、太田さん、高田先生、松村邦洋さんの前で提出させていただきます。
5月1日に予定していた公演が延期となり、コロナウイルス禍の中、自分に何ができるかを考えました。そして、今回お客様に劇場へ来ていただくことはできませんが、舞台の中止ではなく、どんな形であれ、舞台をすること、メッセージを届けることが自分の使命だと確信しました。そして今回の生配信という形にたどりつきました。とにかく笑いと感動をお届けいたします。プラス思考で、全国、今まで舞台にこられなかったみなさまにも配信で届けられる喜びを実感しています。「山田雅人かたりの世界 爆笑問題・太田光物語」を、ぜひ、観て聴いてください!
太田光コメント
山田雅人と初めて会ったのは、大阪の舞台の上。お互い駆け出しの芸人だった。あの頃私はヒネクレ者で、「周りの全てが敵」だと思っていたからロクに口もきいてない。まさかそこから30年以上経って、こういう形で東京の舞台に立つことになるなんて1ミリも予測出来なかった。つくづく「時は偉大なる作家」だ。何がどうしてこうなったのか? 私はその答えを「語り」の中に見つけたい。だから「太田光物語」は私にとって「山田雅人物語」なのだ。
松村邦洋コメント
山田さんに対抗して、ものまねで「田中裕二物語」でもできたらいいんですが、山田さんの「語り」の芸はまねできそうにありません。
太田光さんは、数カ月後輩の僕の面倒をみてくれました。
爆笑問題さんと光代さんと初台で飲み明かして、その日に武田鉄矢さんのものまねができたのがいい思い出です。
自分に自信を持たせてくれた最高の夫婦が出会ったその現場にいられたことが嬉しいです。
当日は昔の話をいっぱいします、お楽しみに!
高田文夫コメント
太田光の爆笑な脳味噌はいかにしてできたのか。その父と母のクリエイティブな生き方とは。太田のそばから片玉も離れない田中との運命の出会いとは。
すべてがすでに“名人”と私が認定した山田雅人の口からいま語りおろされていく。伝説誕生の瞬間である。
山田雅人 @tenpointo3155
山田雅人かたりの世界「爆笑問題・太田光物語」ライブ配信決定(コメントあり) https://t.co/mndD7CPvp3