市原佐都子の岸田賞受賞作「バッコスの信女―ホルスタインの雌」KAATで再演

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Q市原佐都子が作・演出を手がける「バッコスの信女―ホルスタインの雌」が、9月24日から27日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演される。

「バッコスの信女―ホルスタインの雌」より。(c)Aichi Triennale Organizing Committee(撮影:佐藤駿)

「バッコスの信女―ホルスタインの雌」より。(c)Aichi Triennale Organizing Committee(撮影:佐藤駿)

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「バッコスの信女―ホルスタインの雌」より。(c)Aichi Triennale Organizing Committee(撮影:佐藤駿)

「バッコスの信女―ホルスタインの雌」より。(c)Aichi Triennale Organizing Committee(撮影:佐藤駿)[拡大]

「あいちトリエンナーレ2019」で初演され、第64回岸田國士戯曲賞を受賞した本作は、エウリピデス作のギリシャ悲劇「バッコスの信女」を下敷きにした音楽劇。劇中では、原作で描かれた半神ディオニュソスと人間の王ペンテウスの対立が、牛と人間のハーフの獣人とその獣人を作り出した主婦に置き換えられ、「理性と狂乱」「秩序と混沌」「人間と野生」「男と女」といった相反するものの境界線が問い直される。

音楽はヌトミックの額田大志が担当。出演者には川村美紀子中川絢音永山由里恵兵藤公美と初演キャストが名を連ねた。上演時間は20分の休憩を含む約2時間50分。感染症対策のため、座席は左右1席ずつ空け販売されるほか、入館時に検温が実施される。チケットの先行販売は8月21日、一般販売は23日にスタート。

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「バッコスの信女―ホルスタインの雌」

2020年9月24日(木)~27日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

作・演出:市原佐都子
音楽:額田大志
出演:川村美紀子中川絢音永山由里恵兵藤公美 / Eri Liao、勝田智子、小口舞馨、塩澤嘉奈子、中西星羅、はぎわら水雨子、藤本しの、三島早稀、村上京央子、渡邉智美、渡邊悠視

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読者の反応

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arakin again @studiomechanic

@tada_no_mi @shiminrengo アート、現代オペラ歌劇で優れた作品がありますよ。

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