浪花グランドロマン「吐息を見つめて」が8月14日から16日まで、大阪・ウイングフィールドで上演される。
浪花グランドロマンは、大阪市立大学OBを中心に1989年に設立された劇団。25年にわたり野外テント劇を上演していたが、近年は年1回のペースで劇場公演を、年数回のペースでアトリエ公演を行っている。
「吐息を見つめて」はそんな彼らの30周年記念公演第1弾。本作は2008年に実際に起きた個室ビデオ店放火事件を題材にしたもので、とある雑居ビルの最上階にあった劇場跡を舞台に物語が展開する。劇中では“場”に居合わせた人々の姿から、“現代社会の孤立”が描かれる。
作・演出家の浦部蒼士のもと、キャストには東風ふみ、つげともこ、響音次郎、めり、中谷仁美、関角直子、古川智子、鎌田恵弥、出本雅博がそろった。なお、公演は新型コロナウイルス感染拡大予防策を施して上演される。
浪花グランドロマン「吐息を見つめて」
2020年8月14日(金)~16日(日)
大阪府 ウイングフィールド
作・演出:浦部蒼士
出演:東風ふみ、つげともこ、響音次郎、めり、中谷仁美、関角直子 / 古川智子、鎌田恵弥、出本雅博
福島祥行@春から大阪公大文と国際基幹教育機構 @felisnigra
ステージナタリーの記事に★浪花グランドロマンが“場”に居合わせた人々描く、30周年記念公演「吐息を見つめて」 https://t.co/wC1pbii4H9