岡田利規のドイツ作品「NO SEX」本日深夜に生配信、出演者にフランツ・ロゴフスキら

ドイツの劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレが舞台作品の映像を公式サイトで毎日無料配信するシリーズ「KAMMER4」で、岡田利規の「NO SEX」が日本時間4月21日25:00から生配信される。

日本における“セックスレス”をテーマに、とあるカラオケバーを描く「NO SEX」は、「ホットペッパー、クーラー、そして、お別れの挨拶」「NO THEATER」に続き、当劇場のレパートリー作品として岡田が作・演出を手がけたもの。同企画では、すでに本作品の記録映像が3月19日に24時間限定で配信されたが、今回は“Live-Cam-Performance”として、俳優たちがそれぞれの場所からライブ配信に参加する。配信終了後、アーカイブは日本時間4月22日24:59まで公式サイトで視聴することができる。

出演者には、岡田がミュンヘン・カンマーシュピーレで制作した作品すべてに参加しているトーマス・ハウザー（Thomas Hauser）、ミヒャエル・ハネケ監督「ハッピーエンド」やトーマス・ステューバー監督「希望の灯り」など、映画俳優としても活躍しているフランツ・ロゴフスキ（Franz Rogowski）らが名を連ねた。なお、「NO SEX」の公演ページでは本作品のプログラムが公開されており、小説家・Philipp Roedingや社会学者・山田昌弘による、本作のテーマにまつわるテキストを読むことができる。