ダンスショーケース企画「ラボ20」が約11年ぶりに開催、田村興一郎ら5組が参加

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ダンスショーケース企画「ラボ20#22」が、3月6日から8日まで神奈川・STスポットで上演される。

「ラボ20」のロゴ。

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飯塚大周

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田村興一郎

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1997年から2009年までSTスポットで行われた「ラボ20」は、コンテンポラリーダンスにおける若手作家の発掘・育成を目的とする企画。約11年ぶりに開催される今回は、キュレーターを福留麻里が務め、飯塚大周、田村興一郎、チーム・チープロ、宮脇有紀、涌田悠の5組が作品を発表する。

福留は「『ラボ20』は実験の場、冒険の場、思考の場です。作品を発表するアーティスト自身にとって、身体に向き合い、迷い、踏み込み、提示する在り方や、ものの見方、関わり方、考え方を、少しでも更新していく場であると同時に、この公演に関わる人(もちろん私自身も!)や、観客として立ち会う人にとっても、それぞれの形で実験や冒険、新たな思考や身体がムズムズと動き出すような場になることを目指しています。作品が『ゴール』ではなく、作品と一緒に新たなスタートに立てる場になりますように」と公式サイトで参加アーティストにエールを送っている。

福留麻里コメント

福留麻里(撮影:金子愛帆)

福留麻里(撮影:金子愛帆)[拡大]

これを書いている今は12月で、公演まで約2ヶ月半。
まだ、それぞれの作品がどういう場所に辿り着くのか、正直言ってわかりません。
わからないでいられることに耐えうる、向かっていきうるアーティストたちの果敢な試行錯誤のその先に公演があります。
「ラボ20」は実験の場、冒険の場、思考の場です。
作品を発表するアーティスト自身にとって、身体に向き合い、迷い、踏み込み、提示する在り方や、ものの見方、関わり方、考え方を、少しでも更新していく場であると同時に、この公演に関わる人(もちろん私自身も!)や、観客として立ち会う人にとっても、それぞれの形で実験や冒険、新たな思考や身体がムズムズと動き出すような場になることを目指しています。
作品が「ゴール」ではなく、作品と一緒に新たなスタートに立てる場になりますように。

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ダンスショーケース企画「ラボ20#22」

2020年3月6日(金)~8日(日)
神奈川県 STスポット

キュレーター:福留麻里

上演作品

飯塚大周「ぼんやりなる肯定」
振付・演出・作曲・演奏・出演:飯塚大周

田村興一郎「LAUGHING GAS」
演出・振付・映像演出:田村興一郎
出演:岡安夏音子、梨乃

チーム・チープロ「皇居ランニングマン」
振付・構成:チーム・チープロ
出演:松本奈々子

宮脇有紀「A/UN」
振付・出演・楽曲:宮脇有紀

涌田悠「涌田悠第三歌集『星屑になりません』」
振付・演出・出演・短歌テキスト・音楽:涌田悠

※2020年3月3日追記:本公演は新型コロナウイルスの影響で延期になりました。

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