カオルノグチ現代演技「セイムタイム・ネクストイヤー」が、2月5日に東京・駅前劇場で幕を開けた。
本作は、バーナード・スレイド作、青井陽治訳の二人芝居を、
開幕に際し、明星は「開演前、3回トイレ行った経験も初めて。でも、何より、初めて出会えた、美しい光景。みっちり1カ月稽古した内容を超えて、俳優2人が観客の皆さまと新たに舞台を作っていく感動の景色。ある演出家が言っていた『俳優の上達は100の稽古より1回の本番だ』ってのを思い出す。まさに! でも100稽古したから1が語れるのだしね。あと7ステージ。まだまだ稽古……したいなぁ」とコメント。
また野口は「私たちのドリスとジョージの25年の人生が、駅前劇場内特設コテージでとうとう始まりました。演劇的シズル感たっぷりに、皆さまの前にお目にかかれたらと思います。2人の逢瀬をのぞきながら、時空を旅したその先に、何が訪れるのでしょう? 秘密の時間、演劇の魔法、人生の摩訶不思議。このめくるめく男女の物語は、皆さまに観て頂いて完成します。皆さま、どうぞ劇場へ、ドキドキしにお越しください!」と来場を呼びかけた。
一方、山岸は「今までに感じたことのない気持ちで臨めた初日でした」と心境を吐露。「これが二人芝居、『セイムタイム・ネクストイヤー』の魔力なんでしょうか。野口かおるさんは駅前劇場を帝国劇場だとおっしゃっていますが、僕にとっては、役者としての始まりの劇場だと思っていて。場当たりの時に駅前劇場の小屋付きさんに『おかえりなさい』と言われた時、だいぶ涙腺にきました。2月10日まで駆け抜けます! 劇場でお待ちしております」と思いを語っている。
上演時間は約2時間5分。公演は2月10日まで。
カオルノグチ現代演技 第2技「セイムタイム・ネクストイヤー」
2020年2月5日(水)~10日(月)
東京都 駅前劇場
脚本:バーナード・スレイド(訳:青井陽治)
演出:
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【公演レポート】逢瀬の先には何が?野口かおる&山岸門人の二人芝居「セイムタイム~」幕開け(コメントあり)
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