美術館と劇場で上演、鳴海康平率いる第七劇場「ムンク｜幽霊｜イプセン」開幕

第七劇場×愛知県芸術劇場×愛知県美術館「ムンク｜幽霊｜イプセン」が、昨日1月8日に愛知・愛知県美術館で開幕した。

これは、ヘンリック・イプセンの戯曲「幽霊」と、その「幽霊」をモチーフにエドヴァルド・ムンクが描いた絵画「イプセン『幽霊』からの一場面」をもとに、鳴海康平率いる第七劇場が手がける作品。上演は2会場で行われ、「イプセン『幽霊』からの一場面」が収蔵されている愛知県美術館 展示室4では約20分のモノローグパフォーマンスが、愛知県芸術劇場 小ホールでは約1時間の演劇作品が、それぞれ異なるキャストで披露される。

上演にあたり、鳴海は「2つの会場での体験を通して、あらためて自分自身や身の回りを見つめ直し、ささやかでも古い肖像の描き替えにつながる機会になればと切に願っています」と語った。美術館パフォーマンスは1月13日まで、劇場公演は明日10日から13日まで実施される。