おかじいとの“狂気の旅”はまだまだ続く、OiBokkeShi「認知の巨匠」開幕

「老いと演劇」OiBokkeShi「『認知の巨匠』ワーク・イン・プログレス」が昨日11月23日に岡山・ENTER WAKE 3階で開幕した。

「認知の巨匠」は、菅原直樹が作・演出を手がけるOiBokkeShiの最新作。主演を務めるのは93歳の俳優・おかじいこと岡田忠雄で、本公演ではおかじいを中心にした物語が、制作途上の作品を一般公開するワークインプログレス形式で上演される。

菅原は本作について「おかじいという名の暴走老人の魅力を、共演者という名の介護者が最大限に引き出した、奇跡のような舞台に仕上がりました」と語りつつ、「おかじいと私たちの狂気の旅はまだまだ続きます」とコメントしている。公演は本日24日まで。

菅原直樹コメント

おかじいという名の暴走老人の魅力を、共演者という名の介護者が最大限に引き出した、奇跡のような舞台に仕上がりました。おかじいと出会って５年経ちますが、日常生活ではだんだんできなくなっていくことが多くなってきているけど、舞台の上ではどんどんできることが増えていっている。この奇跡を、お客さまと共有できて本当に幸せでした。おかじいと私たちの狂気の旅はまだまだ続きます。