日本国憲法を擬人化、燐光群「憲法くん」東京・兵庫・岡山・愛知で

燐光群「憲法くん」が11月29日から12月8日まで東京の座・高円寺1、13日から15日まで兵庫のAI・HALL、17日に岡山の岡山市立市民文化ホール、19・20日に愛知の愛知県芸術劇場 小ホールで上演される。

これは、松元ヒロによる一人芝居「憲法くん」をもとに、燐光群の坂手洋二が新たに手がける作品。劇中では、日本国憲法を擬人化した“憲法（かずのり）くん”の物語が描かれる。憲法くんは、自分がリストラされるという噂を耳にして……。チラシ表には、「わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。わたしは、みなさんのわたし、なんですから。わたしを、みなさんに、託しましたよ」という憲法くんからのメッセージがつづられている。

出演者には、中山マリ、鴨川てんし、川中健次郎、吉村直、円城寺あや、猪熊恒和、大西孝洋、鬼頭典子、杉山英之、武山尚史、樋尾麻衣子、木下祐子、町田敬介、西村順子、花美えりぃが名を連ねた。12月3日には憲法学者の木村草太、5日には松元、6日にはジャーナリストの安田純平、7日には、「憲法くん」を映画化した「誰がために憲法はある」の製作に携わった弁護士の馬奈木厳太郎が、坂手とともに登壇するアフタートークが行われる。

兵庫公演、岡山公演、愛知公演のチケットの一般販売は11月3日にスタート。なお現在販売中の東京公演のチケットは、11月2日まで早割を実施している。