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日本国憲法を擬人化した一人芝居「憲法くん」もとにしたドキュメンタリー公開

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芸人・松元ヒロによる日本国憲法を擬人化した一人芝居「憲法くん」をもとにしたドキュメンタリー「誰がために憲法はある」が、4月27日より東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開される。

松元が20年以上にわたり演じ続ける「憲法くん」は、日本国憲法の大切さをユーモアを交えて伝えるもの。「誰がために憲法はある」では原爆の悲劇を伝える朗読劇を毎年全国で行ってきた女優の渡辺美佐子に焦点が当てられる。2019年に朗読劇の幕を閉じることを発表した渡辺と仲間たちの思いを映し出すドキュメンタリーパートと、渡辺が“憲法くん”を演じる演劇パートで構成された。

監督は原発事故のあった福島の農家を追った「大地を受け継ぐ」を発表し、「止められるか、俺たちを」の脚本家としても知られる井上淳一。若松プロダクション出身である井上は「『映画を武器に世界と闘う』とは、我が師・若松孝二の言葉だが、憲法改正がいよいよ現実のものとなってきそうないま、表現にかかわる者の端くれとして、何もしなくていいのか。そういうやむにやまれぬ思いから、この映画を作った。戦争の記憶が薄れ、憲法にこめられた理想が忘れ去られつつあるいまこそ、ひとりでも多くの人にこの映画が届くことを願うのみである」とコメントしている。

(c)「誰がために憲法はある」製作運動体

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