「男たちの中で~In the Company of Men~」が、昨日10月18日に東京の座・高円寺1で開幕した。
これはエドワード・ボンドの戯曲をもとに、
開幕に際し佐藤は、「社会の支配構造の根幹が、国ではなくて企業に取って変わられた現在、何が売られているかは問題ではなく、社会の欲望がどこを向いているかもわからない。ITもスマホも出てこない時代に書かれた作品だが、今も本質的には何も変わっていないという点で、とても惹かれる作品です」と本作を紹介しつつ、「演劇に真正直に取り組む6人の信頼する俳優たちとともに、お届けします」コメントしている。上演時間は休憩ありの3時間10分で、公演は10月27日まで。
佐藤信コメント
書かれてから30年以上経っていながらすごく先見的な作品。新興のスーパーマーケットチェーンが、老舗の銃器企業を乗っ取り、食料品と武器を売る巨大産業を築こうとする。社会の支配構造の根幹が、国ではなくて企業に取って変わられた現在、何が売られているかは問題ではなく、社会の欲望がどこを向いているかもわからない。ITもスマホも出てこない時代に書かれた作品だが、今も本質的には何も変わっていないという点で、とても惹かれる作品です。演劇に真正直に取り組む6人の信頼する俳優たちとともに、お届けします。
秋の劇場16 座・高円寺 新レパートリー「男たちの中で~In the Company of Men~」
2019年10月18日(金)~27日(日)
東京都 座・高円寺1
作:エドワード・ボンド
翻訳:堀切克洋
演出・上演台本:
ドラマトゥルク:ダヴィッド・テュアイヨン
上演台本協力:石井惠
出演(五十音順):
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【公演レポート】駆け引きの結末は…、6人の俳優と“支配”構造描く「男たちの中で」開幕(コメントあり)
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