“激烈でいながら、すごく透明”、地人会新社「リハーサルのあとで」開幕

1

59

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 17 33
  • 9 シェア

地人会新社「リハーサルのあとで」が、昨日9月1日に東京・新国立劇場 小劇場で開幕した。

地人会新社 第9回公演「リハーサルのあとで」より。

地人会新社 第9回公演「リハーサルのあとで」より。

大きなサイズで見る(全3件)

地人会新社 第9回公演「リハーサルのあとで」より。

地人会新社 第9回公演「リハーサルのあとで」より。[拡大]

「リハーサルのあとで」は、スウェーデンの映画監督イングマール・ベルイマンが演劇的な手法を取り入れて作り上げた、1984年のテレビ映画。同作を舞台作品として立ち上げる本公演では、栗山民也が演出を手がけ、一路真輝、森川由樹、榎木孝明が出演している。

地人会新社 第9回公演「リハーサルのあとで」より。

地人会新社 第9回公演「リハーサルのあとで」より。[拡大]

演出家・ヘンリックが稽古の終わった舞台上でまどろんでいると、若い女優アンナが「忘れ物をした」と戻って来る。彼女の両親は俳優で、ヘンリックとは旧知の仲だった。彼がアンナに思い出話や演劇論、俳優論を語り始めると、そこに彼女の母ラーケルが現れ……。

初日を迎えた栗山は、「当たり前のことだが、演劇は人間を描くもの。その人間の無数の感情の奥深くにまでメスを入れ、どこまでもその細部に踏み入っていくベルイマンの視線に、熱い欲望を感じた。激烈でいながら、すごく透明なのだ。随分と背伸びしないと届かない難解な世界だが、そこがまた、どうしようもない深い魅力に思う」とコメントした。公演は9月10日まで。

この記事の画像(全3件)

地人会新社 第9回公演「リハーサルのあとで」

2019年9月1日(日)~10日(火)
東京都 新国立劇場 小劇場

作:イングマール・ベルイマン
訳:岩切正一郎
演出:栗山民也
出演:一路真輝、森川由樹、榎木孝明

全文を表示

読者の反応

  • 1

ステージナタリー @stage_natalie

【公演レポート】“激烈でいながら、すごく透明”、地人会新社「リハーサルのあとで」開幕(コメントあり)
https://t.co/k94nmzaDll

#一路真輝 #森川由樹 #榎木孝明 #栗山民也 https://t.co/z7CFanAldx

コメントを読む(1件)

関連記事

一路真輝のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 一路真輝 / 榎木孝明 / 栗山民也 / 地人会新社 / イングマール・ベルイマン の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします