音楽劇「ライムライト」が、本日4月9日に東京・シアタークリエで開幕する。
本作は1952年にアメリカで製作された
舞台は1914年のイギリス・ロンドン。落ちぶれた老芸人のカルヴェロ(石丸)は、酒浸りの日々を送っていた。ある日カルヴェロは、ガス自殺を図ったバレリーナのテリー(実咲)を助け、彼女を再び舞台に戻そうと懸命に支える。その甲斐もあり、舞台に復帰したテリーは、かつてほのかに思いを寄せたピアニストのネヴィル(矢崎)と再会して……。
初日を前に石丸は、「映画にはない要素も入り、舞台版ならではの魅力が存分にあります。この『ライムライト』が日本で根付いて行けるように頑張りたいと思っています」と意気込みをコメント。実咲は「客様には是非この古き良き世界観の『ライムライト』にのめり込んで観て頂きたいです」、矢崎は「初演よりも、色濃く鮮やかになっていると僕自身思いますので、是非楽しみに来て頂けたらなと思います」とそれぞれ観客に向けメッセージを送っている。
上演時間は休憩25分を含む約2時間40分。東京公演は4月24日まで行われ、5月2・3日に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、5月5・6日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールにて上演される。
石丸幹二コメント
チャップリン生誕130周年という記念の年に再演でき、非常に嬉しいです。今回、新しいキャストが加わりました。また演出も、初演とは特に1幕がだいぶ変わりました。従って、キャスト全員が初演のような気持ちで初日に向けて仕上げてきました。チャップリンの小説からのシーンや、チャップリン作曲の新曲など、映画にはない要素も入り、舞台版ならではの魅力が存分にあります。この「ライムライト」が日本で根付いて行けるように頑張りたいと思っています。是非ご期待ください。
実咲凜音コメント
私は今回初めて「ライムライト」に出演させて頂きまして、バレリーナ役をさせて頂けることは光栄です。ただ、バレエの技術を見せるということだけではなく、テリーがどういう踊り手なのかというところまで表現できるように頑張りたいと思っています。「ライムライト」という作品は演じていても凄く良い作品だなって毎回思うんです。お客様には是非この古き良き世界観の「ライムライト」にのめり込んで観て頂きたいですし、私自身も集中して役と向かい合って、約1ヶ月後の大千秋楽まで頑張りたいと思います。あと個人的にはまた日比谷の地に戻ってこられたなという気持ちがあります。ホーム感と言いますか「ただいま」という気持ちですね。
矢崎広コメント
今回初参加でしたが、初演のキャストの方々がいてくださるのは心強かったですし、それに加えて、また一から新しいものを作ろうということで演出の荻田さんはじめ一丸となって新しい「ライムライト」を作ってきたなという印象が強いです。物語自体はしっとりとした作品ですけれど、中にある情熱であったり、愛の物語であったり、一人一人の個性豊かなキャラクターなど色々な面で楽しめる作品になっていると思います。初演よりも、色濃く鮮やかになっていると僕自身思いますので、是非楽しみに来て頂けたらなと思います。
音楽劇「ライムライト」
2019年4月9日(火)~24日(水)
東京都 シアタークリエ
2019年5月2日(木・祝)・3日(金・祝)
福岡県 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
2019年5月5日(日・祝)・6日(月・振休)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
原作・音楽:
上演台本:
演出:
出演:
関連記事
石丸幹二のほかの記事
リンク
- シアタークリエ『音楽劇 ライムライト』
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
タカラヅカ歌劇ポータル │ 宝塚歌劇・宝塚OG情報を発信中 @zukazuka_info
【公演レポート】石丸幹二・実咲凜音・矢崎広らが紡ぐチャップリンの世界「ライムライト」開幕(コメントあり) - ステージナタリー https://t.co/u2xgOLRuFH