作・演出を吉永仁郎、演出補を中島裕一郎が手がける本作では、今年2019年に生誕140年、没後60年を迎えた永井荷風の老後と過去を行き来しながら、彼の半生を描き出す。昭和32年秋の昼下がり、千葉県市川市八幡に1人で暮らす77歳の荷風は、書斎に持ち込んだ七輪に木片をくべ、野菜入りの“自称・釜飯”を作っていた。そこにかつての愛妾・お歌がひさしぶりに訪ねてくる。やがて2人の思い出話は、荷風が長く書き続けた日記へと移り……。
なお4月19日公演の終演後にはアフタートークが実施され、市川市文学ミュージアムの学芸員である柳澤真美子氏が登壇。また20日にはバックステージツアー、21日、27日には終演後に出演者との交流会が行われる。
劇団民藝「新・正午浅草 荷風小伝」
2019年4月17日(水)~28日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
作・演出:吉永仁郎
演出補:中島裕一郎
出演:
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- 新・正午浅草 荷風小伝|2019年上演作品|劇団民藝公式サイト
- 劇団民藝4月公演「新・正午浅草ー荷風小伝」 (@syougoasakusa) | Twitter
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吉永仁郎が永井荷風の半生を描き出す、劇団民藝「新・正午浅草」
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