テアトル・エコーがサイモン追悼公演「おかしな二人」、演出は酒井洋子

テアトル・エコー「おかしな二人」が、12月1日から12日まで東京の恵比寿・エコー劇場で上演される。

本作はアメリカの劇作家ニール・サイモンによる喜劇。だらしのなさから妻に捨てられた男・オスカーと、几帳面すぎて妻に離婚を言い渡された男・フィリックスの波乱に満ちた同居生活がコミカルに描かれる。

なお本公演は、ニール・サイモン追悼公演として行われる。訳・演出を手がける酒井洋子は、「サイモンの作家としての基本はいつだって言葉の格闘技を真剣に戦い、やがて新たな地に立って和解する二人なのである。『おかしな二人』はサイモン演劇のプロトタイプと言えよう」と本作を紹介しつつ、「彼の作品と共に20世紀を歩めたことに感謝し、この作品を皆様にお届けしたい」と上演に向け意気込みを語った。